はじめに

リハビリテーション。

それは、単に失われた機能を回復するための
治療や訓練だけを意味するものではありません。

人間としての誇りを保ちながら、自分のやりたいことが自分で、
あるいは、当たり前のことが当たり前にできる。
実はこのことは、障害のある人にとっては結構難しいことが多いのです。

そこで、自立を目指して頑張ろうとする障害児者ひとりひとりを主人公として、
様々な職種の専門家集団が、あらゆる技術、手段、方法を駆使し、
その意欲と可能性を計画的に支援することが重要になってきます。

ちょっと難しい言い方をすれば、
障害者本人の自主性、主体性、選択権を最大限に尊重し、
統合された専門的サービスを提供することにより、
また時には外的環境の改善等を行うことにより、
その人の「全人間的復権」と、
現実の生活場面で役に立つ能力の獲得と、
より質の高い生活の実現を目指し、

最終的には、
住み慣れた地域で、家族や学校や職場や社会の一員として、生き甲斐を持ち、
普通に暮らせる「ノーマライゼーション」の達成に目標を置いた援助体系が
リハビリテーションなのです。

とちぎリハビリテーションセンターは、
主に回復期のリハビリテーション医療を受け持つ病院、
3つの児童福祉施設、
2つの身体障害者福祉施設、
2つの相談・判定機関
から成るリハビリテーションの拠点施設として、
平成13年9月1日にオープンしました。

複合施設であることのメリットを十分に活かすとともに、
専門職種間のチームアプローチ、
利用者本人やご家族と職員とのパートナーシップ、
地域や関係機関との連携等
に基づいて、県民に対し総合的なリハビリテーションを提供する
システムの中核機関としての役割を果たしていきます。

とちぎリハビリテーションセンターの基本理念


1.運営理念

 (1) 人間としての尊厳を大切にし、その主体性、自立性を尊重します

 (2) 一人ひとりの障害の軽減と自己実現に向けた、専門的支援に努めます

 (3) 職員は専門的役割と使命を自覚し、絶えず自己研鑚に努めます

2.基本方針

 (1) 心身に障害を有する人々に対して、ライフステージに応じ、
   適時・適切なリハビリテーションを最良の方法で提供します

 (2) リハビリテーションの提供に当たっては、身体的にも、精神的にも、
   また、社会的にも自立が図れるよう、社会・教育・職業といった
   各分野との連携を図ります

 (3) 一日も早く家庭や職場等に復帰ができるよう、短期・集中型の
   リハビリテーションを実施します

 (4) 障害を有する人々が、身近な地域において継続的・効果的な
   リハビリテーションが受けられるよう、地域リハビリテーションの
   支援を図ります

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